今回は空間の話です。
空間処理において、テストデータやちょっとしたシミュレーションを行う場合に、ポリゴン内にランダムにポイントを打ちたい、といったこともあるかと思います。
Alteryxでは、ランダムにポイントを打つST_RandomPointという関数があります。
例えば、まず以下のようにマップ入力ツールで皇居にポリゴンを作ります。
これに対してST_RandomPointを使うと以下のようにランダムなポイントが作成されます。
しかしこれ、ある程度まとまった数のポイントを打ちたいですよね?
そのような場合は、行生成ツールを組み合わせて使います。以下のように、とりあえず行生成ツールでポイントを増やしてからST_RandomPointを使います。
難点として、外枠の元のポリゴンもそのまま出力されるため、これを表示しようとすると重くなります。
不要な外枠となるポリゴンは速やかに消しましょう。消したあとの結果は以下のとおりです。
サンプルワークフローダウンロード
次回
閲覧ツールのTipsです。
コメント