日本地図は南北に長細く、地図に表示するの北東から南西に向かって描かれるため、左上と右下に余白ができてしまいます。
このスペースをうまく活用する方法の一つとして、凡例を重ねて表示する方法があります。今回はその方法をやってみたいと思います。
レポートスニペットを重ねるには?
地図やテキスト、テーブルをレポートスニペット(レポートの部品)と呼びますが、これらはオーバーレイツールで重ねることができます。
準備として、凡例のレポートスニペットを準備する必要があります。レポートマップツールで凡例を別フィールドにすることで、Legendというフィールドに凡例が格納されます。
あとはこれをオーバーレイツールで配置するだけです。
ちなみに、弊サイトのロゴも配置してみましょう。ロゴを画像ツールで読み込んでフィールド付加ツールで追加します。
オーバーレイツールの設定
オーバーレイツールは、ベースとなるレポートスニペットのフィールドの上に各レポートスニペットを配置するツールです。配置場所はざっくりとしか決められず、レポートを上中下、左右に9等分した形で表現されます。
今回はベースが地図なので、ベースフィールドに「Map」、左上のところに「Legend」、右下にロゴの「Image」を指定しました。
結果としては以下のようになります。
どのように配置されているの?
それぞれのレポートスニペットの配置場所は、9等分したときの中心ではなく、端が基準となっているようなので、余白をうまく使うことで細かい配置場所の調整が可能かと思います。例えば、弊ツールのアイコンを配置してみると以下のように配置のヒントを可視化することができます。
まとめ
- 地図と凡例を重ねる方法を解説しました
- オーバーレイツールの配置方法について解説しました
サンプルワークフローダウンロード
次回
レポートマップツールの小ネタ行きたいと思います。
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