PCXMLやコンポーザーファイルについてみなさんご存知でしょうか?Alteryxのレポーティングツールを使っているとちょくちょく目にするかと思います。いかにも当たり前のように出てくるのですが、これはあくまでAlteryxの世界の独自のものです。
コミュニティのディスカッションでも話題になっていますが、仕様はどこにあるのだ?ということですが、親切なACEの一人 CharlieS が回答してくれています。これを元にまとめてみたいと思います。
ちなみに、筆が乗って6個くらいTipsが生まれてしまったので、せっかくなので記事分割してショートに紹介していきたいと思います。
PCXMLの仕様について
- Corda Technologies社のデータ視覚化製品「PopChart」用に作成された仕様。「PopChart XML」で、「PCXML」という略語になっているようです
- Corda Technologies社は2025年時点ですでにこの事業を行っていません(別の事業を行っています)
- 仕様は一応こちらに記載されていますが、これだけだと細かいところまで把握できない、というのが実情だと思います
- 基本的にはXMLですが、HTMLタグなどを受け入れることもできます(後述しますが、制限事項があります)
- PCXMLはコンポーザーファイルとしてレンダリングツールで出力することが可能です
- チャートなどは残念ながら固定的な画像として保存されます(内部的にBase64エンコードされた画像として埋め込まれます)
- Alteryx ServerではPCXML形式に出力するようにしておけば、WordやPDFといった形でユーザーが好きな形式で選択して出力が可能です
- 親切な人が、簡単にGitHubにまとめてくれています
Alteryxのワークフロー内での扱いについて
- Alteryxのレポートは基本この形式で書かれており、レポーティングカテゴリのツールを使うと、レポートスニペットとして青色になり、中身を見るには閲覧ツールが必須になりますが、中身は単なるXMLフォーマットの文字列です

上の青い部分の中身は以下のようなテキストです。
<div class="DefaultText" style="width:100%;"><span style="font-family:Meiryo;font-size:12.0pt;">テスト</span></div>
- フォーミュラツールなどで自由に加工が可能ですが、加工後は単なるV_WStringになってしまいレポートスニペットではなくなってしまうため、レポートテキストツールのエキスパートモードで再度レポートスニペットにする必要があります


まとめ
- PCXMLの仕様にまつわる話をしました
- 結論としてPCXMLの詳細仕様はよくわからない、というのが正直なところです。
- レポーティングスニペットは加工でき、加工後にまたレポートテキストツールでレポーティングスニペットに戻す方法をご紹介しました
- 今回記載しませんでしたが、テーブルツールで作成されるPCXMLは結構複雑なので、独自に生成するより素直にツールで作成した方が良いかと思います


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