ラボラトリーカテゴリにひっそりと佇む「列作成」ツールをご存知でしょうか?
何ができるか?といったときに一言で説明しづらいため、具体的な動きをみてみたいと思います。
入力と最終形
例えば、以下のようなデータがあるとします。
これを、3x3のマスに収めてみましょう。つまり、以下のようにしたい、ということになります。
列作成ツールを使ってみる
インプットを列作成ツールに入れると、以下のような設定を行うことができます。
つまり、水平方向のオプションの場合は、特定の列数が来たらデータを折り返す、という動きになります。垂直の場合でも、列数の指定しかできないため、指定列数に対して同じレコード数になるようにデータを折り返す、という形になるようです。
つまり、先程のデータであれば、列数を3に設定することで、以下のようなデータが得られるわけです。
他のツールでも同じことができますか?
もちろん可能です。ちょっとした頭の体操になるかと思いますが、以下のようにタイルツール(もしくは複数行フォーミュラ)、クロスタブを組み合わせて使います。
タイルツールでは、横に3列ほしいので、タイルの数を3に設定します。
これにより以下のようなデータが得られます。
つまり、TileNumが行方向の行番号として機能します、Tile_SequenceNumが横方向の列番号として機能します。これをクロスタブツールで以下のようにセットします。
この複雑な処理を一発で解決してくれるのが「列作成」ツールということです。使えそうなシチュエーションがあったら積極的に活用していただけたらと思います。
※列作成ツールはいつもの「例を開く」から見れるサンプルワークフロー自体がないので本ブログのサンプルを参考にしていただければ幸いです。
おまけ
九頭龍閃
サンプルワークフローダウンロード
次回
しばらく短めのTipsにしようかと思います
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