今回はレポーティングカテゴリのツールについてのTipsです。
テーブルや地図にタイトルを付けたいと思ったことはありませんか?レポートテキストツールで簡単にタイトルを付けることができます。
レポートテキストツールでタイトルを付ける
Alteryx内では、テーブルツールやレポートマップツールで作ったものを「レポートスニペット」と呼んでいます(Snipet=断片、という意味ですが、レポートの断片ということですね)。このレポートスニペットに対して、レポートテキストツールでタイトルを付けることができます。
例えば、以下のようなテーブルをテーブルツールで作っているとします。
これに対して、レポートテキストツールを以下のように接続します。
レポートテキストツールは以下のように設定します。
ポイントは、「既存のフィールドにテキストを添付」のオプションを選択し、フィールド名はテーブルが格納されているフィールドで、ポジションとして「既存のオブジェクトの上にテキストを配置する」を選択します。実際のタイトル部分は、テキストデータの部分に自由に入力して下さい。背景やフォンろの色、テキスト位置など自由に作成できます。これで、以下のようになります。
例えば、レポートマップツールの場合も見てみましょう。
以下のように設定してみます。
以下のようにタイトルがしっかりついています。
ちなみに、インタラクティブチャートツールはもともとタイトルの機能があるため、わざわざレポートテキストツールを使う必要はありません。が、見た目を統一したいような場合はレポートテキストツールを使ってもよいかと思います。
ちなみに、インタラクティブチャートツールの場合は、以下のように「グラフ」パネル内にある「タイトル」がタイトルになります。
以下のようになります。
レポートテキストツールを使うと、デフォルト設定では余白が大きいので少し不格好です。
この場合は、グラフパネルの「上ピクセル」を調整すればきれいに収まります。10ピクセルくらいで良いように思います。
以下のように余白がうまく調整できました。
まとめ
- レポートテキストツールでタイトルを付ける方法をご紹介しました
サンプルワークフローダウンロード
次回
未定です。
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