Snowflakeの契約をして「さぁ、どうやってSnowflakeを覚えよう」となったときのメモです。基本的には、公式のドキュメントとハンズオンラボやレベルアップシリーズを活用するのが良いかと思います。ただ、有料のトレーニングが受けられるのであればそれが一番手っ取り早いかもしれません(私は受けてないのでそちらはわかりませんが、他のツールなどの経験的にも人に教えてもらうのが一番手っ取り早い気がしました)。ただ、トレーニングしてもらうまでにタイムラグがあるので、それまでにできることはここに記載の内容でいけると思います。
Snowflakeは公式のドキュメントがしっかり日本語化されているので良いと思います(フリーのトレーニングコースは英語のままなので、若干使いにくいですね・・・)。
Snowflakeにログインをする
とりあえずアカウントが払い出されたらまずはログインしてみたいですよね。まずは、触ってみるということで、ログイン方法をご紹介します。
ログイン方法
ログインにはWEB UIとCLI(コマンドライン)が用意されています。
WEB UIのログイン画面は以下の通りです。URLは「https://app.snowflake.com/」です。

トライアルをアクティベートした際に来るメール「Welcome To Snowflake!」に記載されているDedicated Login URLからアクセスするか、このURLの頭部分(https://[この部分].snowflakecomputing.com)も上記ログインURLのアカウント名として機能しました。

使い方の概要を理解する
Snowsight(WEB UI)概要
まずはWEB UIの概要がわからないとやりたいこともできないので、WEB UIの概要を知るためのクイックツアーのドキュメントがこちらです。
チュートリアル
英語ですが、一通りデータのロードからアカウント作成、マーケットプレイスまで説明のあるハンズオン形式のチュートリアルです。ハンズオンラボシリーズのショート版的な感じでクイックに感触がつかめると思います。
クイックスタート Snowflake入門-ゼロからはじめるSnowflake
学習を進める
無料リソース
ハンズオンエッセンシャルシリーズ(Hands-On Essentials Series)
Snowflake Universityで受けることのできるオンデマンドの無料のハンズオンラボです。ラボで使う環境はトライアルを申し込む形になります(30日、$400まで利用可能)。Snowflakeの全体的な使い方からStremlit、データパイプラインの構築まで一通り体験可能です。5つのコースがあり、それぞれ6時間前後かかりますが、非常に勉強になります。
すべて受けた感想を以下に書きましたので参考にしていただければと思います。
Snowflake Hands-On Essentials Seriesを受けた感想
ちなみに、この最初のハンズオンラボの日本語版があるようです。「Ascent-Japanese」ですが、普通にSnowflake Universityで検索しても出てこないので要注意ですね!
クイックスタート(Getting Started with Snowflake)
各操作に対して手順を解説したものが大量に紹介されています。ちなみに言語を選択可能ですが、日本語はまだTasty Bytesシリーズの5つくらいです・・・(ラボのスーパーショートバージョンみたいな感じです)。ここは、必要なところだけ拾って読む形になると思います。
GETTING STARTED WITH SNOWFLAKE
データクラウド導入フレームワーク
動画を聞いて、クイズに答える形式です。全体を通してそれほど長くはない(1時間あれば終わります)ですが、動画の英語は結構早口ですね・・・。こちらもCredlyでバッジがもらえます。
内容としては、9つの中核目標、データアーキテクチャ、事業体環境、複数地域の事業体、増分処理、命名規則についてのベストプラクティスを学びます。
Data Cloud Deployment Framework
Level Upシリーズ
Snowflake Universityで受けることのできるオンデマンドのレベルアップシリーズです。レベルアップシリーズの全容のとしては、こちらですが、キーコンセプトで7つ、Final Examが1つ、パフォーマンスで2つの合計10個のコースがあります。キーコンセプトは結構ベーシックな内容で、1つあたり30分くらいで完了することができます。
それぞれ、最初に概要として何を学習するかが語られ、ビデオ(英語)もしくはスライドで学習した後、クイズ形式で問題に答えていく形になります。特にバッジなどがもらえるわけではないですが、SnowPro Coreの模擬問題として利用することができます。ちなみに、Final Examはキーコンセプトの問題がすべてまとまったものになります。
Level Up200シリーズは、キャッシュ・履歴とContextの2つしかありませんが、いずれも知っておいた方が良い内容かと思います。
SnowPro Coreの勉強にはもってこい、の内容です(Level Up200シリーズまで)。
Level Up300シリーズは、Developer向けとのことで、Streamlitに関する内容になっています。
Streamlitを30日で(30 Days of Streamlit)
Snowflake社が買収したローコードWEBアプリ開発フレームワークであるStreamlitを30日で学ぶためのサイトです。
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