WeeklyAlteryxTips#94 ワークフローグループとは?

Alteryx

Alteryx Designerのファイルメニューに、ひっそりと鎮座している「ワークフローグループ」の機能をご存知でしょうか?

ワークフローグループとは?

この機能は、一緒に開いて作業したいワークフローをまとめるための機能です。

ワークフローグループを作成し、そのファイル(拡張子はyxwg)を開けば、一度に開くことができます。

ワークフローグループを作成してみる

ワークフローグループを作成するには、ワークフローグループとしてまとめたいワークフローをDesignerですべて開いておきます。このとき、含めたくないワークフローがあれば、閉じておいてください。

という状態であれば、sample1.yxmdとsample2.yxmdの2つのファイルが一つのグループとしてまとめられ、「Workflow Group1.yxwg」(Workflow Group1は任意の名前にできます)といった一つのファイルになります。

上のスクショの状態で、ファイルメニューから「ワークフローグループを作成する」を選択してみましょう。

以下のような感じでファイル保存メニューが出るので、任意の名前で保存できます。

中身は以下のようなテキストファイル(XML)になっています。

ワークフローグループファイルとの相対パスで記載されています。ですので、ワークフローグループファイルとまとめたワークフローの位置関係を崩さないようにする必要があります。

ワークフローグループファイルを開いてみる

ワークフローグループファイルを開いてみましょう。メニューより選択できます。

以下のようにファイルを開くダイアログが出現するので、開きたいファイルを選択します。

これにより、ワークフローグループファイルを保存したときの状態に復元されます。

まとめ

  • ワークフローグループファイルについて説明しました。
  • 同時に開いておきたいワークフローをまとめることが可能です。
    • 使い所としては、何かワークフローを開発中のときに、ワークフローを分割して作成しているような際に、ワークフローが迷子にならず、毎回同じような環境に戻せるというところでしょうか?
    • 開発後でも、一つのワークフローをまとめるのが面倒な場合に、実行時に迷子にならず開くことができます。ただ、このようなケースでは、CReW MacroのList Runnerなどを使えば実行制御も簡単にできるので、List Runnerの利用をおすすめします。本家で配布しているList Runnerは日本語環境だと動かないなど不具合があるため、Galleryからの導入をしてください。

次回

未定です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました