Alteryxのインタラクティブチャートは様々なグラフが描画できて便利ですが、その中にヒートマップがあります。

ヒートマップのカラー設定
このヒートマップですが、特定のカラーセットしか選択できないようになっています。

ここでカラースケールをクリックすると、以下のようにベーシックなスケールが表示されます。この中から選択可能です。

ちなみに、このカラーセットのシリーズは三種類あり、「順次scales」と記載ある部分をクリックすると、以下のように3種類から選択できます。

不一致scales:
これは、中心点から両側に異なる色で展開される色設定となります。

カテゴリ別scales:
これは、カラーマップ的な色設定になります。

XMLビューを利用して色を自由に変える
ヒートマップの色設定はそのままだと自由に変更することができません。これを変えるには、XMLを直接書き換える必要があります。
XMLビュー
まずXMLビューで見てみましょう。XMLビューは設定ウィンドウの「<>」みたいなアイコンから見ることができますが、デフォルトではこのアイコンは表示されていないため、設定を変更する必要があります。
これには、メニューから[オプション]-[ユーザー設定]-[ユーザー設定の編集]で設定を変更する必要があります。

ここで上のように「プロパティウィンドウにXMLを表示する」にチェックを入れましょう。これにより以下のようにXMLビューのアイコンが出てくるようになります。

これをクリックすると以下のようにXMLが表示されます。これを変更したい場合は、右上の「編集」ボタンをクリックします。

これをクリックすると、以下のようにXMLエディタが開きます。

よくよくこのXMLを見ると、カラー設定らしきものがありません・・・。
XMLはデフォルト値から変更しないと出てこないものがある
ということで、XMLはデフォルト値から変更しないと出てこないものがあるので要注意です。カラー設定はまさにこれです。
適当にカラー設定を変更すると以下のようになります。赤い部分が追加された色設定です。

つまりこのcolorscaleタグを書き換えれば良い、ということになります。これはいわゆるHTMLの色設定になるので、HTMLの色設定を調べることができるサイトなど利用すれば色がわかると思います。
実際にこれを書き換えると以下のようにできます。

まとめ
- XMLを書き換えることでインタラクティブチャートツールのヒートマップの色を自由に書き換える方法をご紹介しました。
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次回
次回も同じようなネタで・・・。
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